マダガスカルでカラヲステル

マダガスカルでのインターンブログ

マダガスカルの治安-アフリカは危険なのか-

 

海外に旅行する時に危惧すること、それは治安だ。日本があまりに平和で平和ボケするほどの国であるのでどうしても避けては通れない問題だ。特に南米やアフリカは治安が悪いイメージがある。最近ではイスラム圏でもISの台頭で、もはや安心して渡航できる国はないのでは?と疑うほどだ。しかし僕は旅行中にカメラを二度すられたことや、ゲイに襲われかけたことを除けばさしたる危機に遭遇していない。もちろんここマダガスカルでもだ。

先日在マダガスカル日本大使館にて安全対策連絡協議会なるものに参加してきた。マダガスカルで発生する犯罪を共有し、在留邦人ひとりひとりがトラブルに巻き込まれないようにするためのセミナーのようなものだ。後ろ盾があると思うと非常に心強くもあり、もうすぐ滞在一か月を迎え慣れが生まれてきていた中、気を引き締めるいい機会になった。

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大使館資料をもとにマダガスカルの生の治安・犯罪状況をまとめます。

これを見て安心して僕のところに遊びに来てください。笑

 

①スリ・ひったくり

人の多いところではスリ頻発。現地人でも物を取られるらしく非常に手口巧妙。気づかないうちに鞄が開けられて気づかないうちに持っていかれる。今まで旅した国の中で一番不安な気がする。それはただ黒人が怖いだけか…。最低限の物しか持ち歩かない、これが鉄則。

 

②武装強盗・殺人事件

2015年9月までに強盗事件740件、殺人事件399件発生。昨年と比べて増加傾向。殺人事件に発展するケースがあり注意が必要。因みに2014年の日本の半年間の犯罪数は、強盗事件1843件、殺人事件618件。(警視庁HPより)重大な事件に発展する可能性があるので強盗にあったら素直に従って抵抗しない。バスに刃物を持った男が乗ってきて乗客の荷物を全て奪うケース、バスを降りたところを狙うケースも存在する。注意の仕方が分からないけど、危険なとこにはいかないことだ。夜は例外なく全員がヤバい人に見える…。

 

③まきびし

夜間に強盗団が道路にまきびしを撒いている。走行する車のタイヤをパンクさせて、タイヤを確認しようと停車して降りてきたドライバーを潜んでいた強盗団が襲撃するという手口。パンクしても車を止めちゃダメ。なんとも原始的だが、原始的が故に回避方法が無い。そう思うと割と賢いのか…?

 

④牛強盗団(ダハロ)

マダガスカル南部に活動するテロ組織。本来は成人男性になるための儀式で敵対する村の牛や若い女性を強奪する習慣だったが、近年では一般市民や旅行者に対する殺人や強盗に発展。拳銃で武装していて非常に残忍で冷酷な手口。マダガスカル南部には行ってはいけない。危険なエリアの規模が大きすぎる。

 

大使館の資料をもとにまとめた。安心する要素がひとつもない。言葉にすると物凄く危険な環境に自分がいるような気がして急に怖くなった。マダガスカルの犯罪の全てが把握されているわけではないので単純比較は出来ないが、日本の犯罪数の方が多いようだ。確か日本でも殺人事件のニュースを見ない日がない。マダガスカルの治安は決して良くない。しかし、夜は確かに怖い上に危険が伴うが日中は気をつけていればトラブルは避けることが出来ると思っている。それでもこの前16時くらいに拳銃を持った強盗が現れたと大騒ぎになっていた。危機察知能力というかリスクを負わないような心がけが常に必要だ。

最近では頻発してすれ違ったおっさんに急に強めに叩かれていてる。今のところはこれぐらいの可愛いもので済んでいるが、理由が分からないこれはこれで怖い。

ただ、タクシーのおっさんとか露店のお姉ちゃんとかに話しかけられるだけでちょっとびっくっとして、追い払うような対応をしてしまうのは直さなければならないと思っている。強くなりたい、優しくなりたい。

 

アタリマエの定義を探しに…