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マダガスカルでカラヲステル

マダガスカルでのインターンブログ

人生初めての結婚式-マダガスカル流-

 

この前人生で初めて結婚式に参加した。まさかマダガスカルでしかも初対面の人の結婚式が人生初になるとは全く予想していなかった。ああ、結婚式はこういうもんなんだ。へぇーってなってしまったが、ここはマダガスカルだ。日本と比較しようがないので日本での結婚式で戸惑うことは必至。非常に楽しく?夜更かしを久しぶりにした気がした。(22時まで会場にいただけ。)

マダガスカルの上流階級流の結婚式を綴ります。

 

結婚式の会場は教会。マダガスカルキリスト教信者が多く協会が街のいたるところにある。物凄く敬虔な人もいるが、基本的には人を騙したり・浮気をしたり都合の良いようなキリスト教徒が多い気がする。定番の結婚式ソングはどんなパターンか興味を持って待つ。「てんとう虫のサンバ」系か「乾杯」系か。予想に反してというか予想通り讃美歌的な曲。僕には区別がつかない同じような曲を何曲も歌って終了。眠たいアーメン。

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披露宴会場まで車で一列になって移動。この列が長ければ長いほど、そして車の価値が高ければ高いほど、自分の身分を誇ることが出来る。そういうところ器が小っちぇなと思う。途中隊列が止まる。外を見ると新郎と神父が畑のど真ん中で写真を撮っている。主役だから怒るに怒れずじっと待つ。

 

披露宴会場には凄まじい数の車・人。ウェルカムドリンクが提供されて久しぶりに裏切られなかった。国会議員・有名なコメディアン・企業の社長などが集まり高貴な雰囲気が流れていた。というのも新郎はマダガスカル航空のVIP専用パイロット。見た目はどこにでもいそうな気さくな人。新婦はインド人の美人。国際結婚が異例な日本に対してマダガスカルではそこまで異例なことではないらしい。 

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新郎新婦によるケーキ入刀は3つに切り分ける。ひとつはお互いの両親へ、ひとつは将来生まれてくる子供へ、ひとつは会場の参加者へとなる。料理も前菜が2種類あって更にはフォアグラが出てきた。フォアグラもマダガスカルで初めて食べる。どんなに良い雰囲気で式が進んでいてもシーンとする場面でも子供たちは、お構いなしに駆けずりまわってきゃっきゃしてる。そして誰も怒らない。「静かにしなきゃダメでしょ!お母さんに言っちゃうよ?」的な世話好きなおばさんはいない。

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両親への感動的な手紙とか、友人による熱いメッセージとか目頭を熱くする用意をしながら待つ。式が始まった時からずっと誰かが歌っていて、踊っている。隣のグループと少し話しながら待つ。誰かが踊っている。次の食事はまだかなあと思いつつ待つ。誰かが踊っている。外が真っ暗になってるなあ。誰かが踊っている。

 

あああああああああ。いつまで踊るんだよ!!!!!!!! なんだよこの躍動感!!!!!

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お酒を飲んで踊るから粗相しちゃうおっさんもいた。食事が出てくる気配もなく、踊っている人たちを見つめながら時間が過ぎる。色々なジャンルの曲が流れそれに合わせて社交ダンスが踊れてしまう彼らは教養深い気もする。物凄く単調なパラパラ的なダンスでめちゃくちゃ興奮して楽しんでいる彼らを見ると面白ポイントが分からなかったりもする。国会議員とかのお偉いさんたちは踊らない。ひたすら目を細めて腕を組みながら見ている。この温度差。取りあえずごはんまだ?状態が続く。

 

やっーーーーと食事が来たのは21時。披露宴が始まったのは17時。ダンスの為に時間を空けたというよりは、ダンスで席に人がいなくて食事が出せなかったという感じ。でもなんかアフリカの人っぽくてそれなりに納得。

 

食事が終わると驚いたことに自然解散になる。新郎新婦に挨拶してご祝儀渡してそそくさと帰宅。食事を食べ終わった瞬間に即帰る強者もいた。スーパードライ。踊ってご飯食べたら帰るって、二人を祝福してる感がまるでない。最後のケーキが配られた時には半分くらいの人が消えていた。

 

初めての結婚式・結婚披露宴はとても楽しかった。

日本で参加するときは必ず踊り待ちの間の食べ物を持っていくことと、踊っている人を目を細めて見ないと心に決めた。誰か早く結婚式に呼んでください。

 

アタリマエの定義を探しに…